久々に近所の銭湯「月の湯」へ。
最近はピーク通り越して、逆にhighになるくらい身体が疲れてたからね。なんかこう、ゆっくりと湯船で足を伸ばしたくてね。
年季の入った番台を抜け、脱衣場から浴場へ。時間も遅かったし先約は一人。
年の頃は50代後半。
老いは感じるものの、締まった身体には労働者の輝き。湯船の端に腰掛け、湯冷ましついでの鼻歌はガキには出せんなんとも言えない深みがある。軽く身体を流し、湯船につかりながらしばらく聴きいってたよ。
何の店にしても常連客ってのはその空間の楽しみ方を熟知してるよね。無駄がないっつーかさ。ただ、ボディシャンプーってのが残念だったね。なんか銭湯っつーと「男は石鹸1つ」的なさ。ま、そんな話はいいんだけど。
その親父の太股には「命 玲子」の文字。
きっと若い頃に自分で彫ったんだろうね。俺から見ると文字が逆さまだったよ。まぁ、そういうの他人に見てもらう為のもんでもないし、本人にしたらどうでもいい事かもね。昔の女、嫁、もしかしたら娘だったり。字は逆さまでも、それがその親父にとって深い愛の証である事には変わりないしね。
そんな事イマジンしてたら次の常連客。
あがるわけでも、さがるわけでもなく。ちょうど真ん中あたりのいいテンションで二人の親父の会話が弾む。俺の身体も温まってく。心もね。
ん?よく見たらボディシャンプーの隣にはトロピカルフレイバーなリンスinシャンプーが。
やっぱ男は石鹸1つじゃね?イメージ的に。
まぁいいや。
みんなも良い夜を
I&I